2021/05/11 11:58

こんにちは!

今日は自由が丘店にて、5月13日からスタートするPOPUPの【石徹白洋品店】さんをご紹介します!




まず、読み方は。。。
《イトシロ ヨウヒンテン》です。

岐阜県の山間にある《石徹白》という集落に昔から伝わる『たつけ』という作業着を現代にマッチするようにリデザインした【石徹白洋品店】の服たち。
 もともと作業着ですから、とっても身軽で動きやすく、着ていて体がリラックスしてきますよ❤️




【石徹白】
岐阜県郡上市白鳥町石徹白
グネグネ曲がった山道のその先、標高700mにあり、白山信仰を大切に守りながら250人が生活しています。



【たつけ】とは・・・
石徹白に伝わる農作業着で、全て直線断ちで布を無駄にすることなく、少ない生地で作ることができます。
直線裁断なのに、動きやすく工夫されており、着用ストレスが少ないのが特徴です。
 洋服を作ると、曲線で型を切り出すので、たくさんの端材が出てしまいますが、【たつけ】は全てのパーツを直線で切り出すので、端材が出ません。
着物の作り方と似ていますよね?【たつけ】は、洋服のように見えますが、着物と同じく和裁の技術を使って作られています。



パンツのブランドなのですが、シャツワンピースも可愛い!
着物のように胸下にベルトを持ってくるとバランス取りやすく、脚長効果も。
ボトムスには《はかま》モデルを合わせてます。
裾にボックスプリーツが施してあり、カフがあるので足もとスッキリ!

【アフターケア】
石徹白洋品店さんの商品は全てにおいて《天然素材》を使用しています。
白いものも、草木染めのものも、汗、日光、洗濯などで変色したり黄ばみが出てくることがあります。

衣替えをして、1年後に出してみたらシミが!!!という時も、石徹白洋品店さんなら藍染ワークショップに参加して、自分の手で新しい服として蘇らせる事が可能です!
(お手持ちの染めてみたい布製品で参加する事もできるそうです)


【温故知新】
ふるきをたずねて あたらしきをしる。
まさにこの言葉がピッタリな石徹白洋品店さんの物づくり。

昔の普段着は、綿か麻の着物でした。
綻びを繕いながら、体型が変わればサイズを調整し、シミが出来れば染め直し、1着の着物を布が擦り切れるまで丁寧に着る。
着れなくなったら布を裂き、袋を編んだり、おむつにしたり、雑巾にしたり。。。そんな丁寧でどこか懐かしい生活を思い起こさせる【石徹白洋品店】さんの和裁服をぜひ体験してください!